三英花 煙夕空 公演情報 あやめ十八番「三英花 煙夕空」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/09/28 (木) 14:00

    価格2,500円

    一言で表現すれば「ハイブリッドな骨董綺譚」、登場キャラの設定はどちらかと言えば落語にあるようなパターンながら中心となる物語は骨董商の死をめぐる謎解きミステリーだし、怪談噺や復讐譚の要素もあるし、大岡裁きや猿かに合戦を想起させる部分もあるし、大好きな層構造もあるし。
    また、今年の小劇場界のトレンドではないかと個人的には思っている「光と影の効果」、本作でも新バターンがあり、それにも「おぉ!」。
    なお、選んだ席(客席入り口に近い方の角)は光と影の効果を見るにも「それ、何?」な楽器の演奏を観察するにも、そしてもちろん本編を観るにも良い位置でアタリ♪

    あと、時々使った演者は口パクで台詞は他の役者が発する「リップ・シンクロ(?)」も面白いが効果としてどうなのか?と思ったが「面白いから演った」と聞いて納得。(笑)

    ネタバレBOX

    キュレーターが展示品に関する説明をする体のプロローグとエピローグを配して層構造にしたのも好み。
    最初は床に置いたランタン(?)で天井に、以降は壁の小窓から反対側の壁に蜘蛛や幽霊画などの影絵を投射するのも面白い。

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    2017/10/27 09:38

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