満足度★★★★
鑑賞日2017/09/27 (水) 14:00
価格4,200円
過去と近未来、高貴と俗、まさにイマの社会と非現実など背反する組合せが無理なく同居する不思議空間に2時間余トリップしていた感覚。
「それ」が起こる原因はまさにイマのものながら、劇中で起こる「それ」は現実にはまずあり得ないし、仮にあるとしても相当先の未来ではないか……という遠近法を無視した絵のような手口がトリップに誘うのか?(笑)
考えようによっては、過去のどこかの分岐点で別方向に進んだ「もうひとつの日本」のイマかも知れない。(佐藤信介監督「修羅雪姫」(2003年)の世界観のように)
また「あの2つの楽器」の生演奏(1つは生で聴くのは初めて)が雰囲気を醸し出して独特。
更に、その旨のツイートを目にしていたこともあって確かに衣装に欅坂っぽさがあった。そういう目で見れば「AKBはあれか?」とかも。あと、あのシャツは返り血のようにも……