満足度★★★★
なかなかどうして!
正直、最初はチープだなと思い、冷ややかに観ていたのですが、気が付いたらいつの間にか食い入るように観ていました。40人以上の役者が、ただの頭数ではなく、一人一人の顔がきちんと見えている。これってベテランの劇団でもなかなか出来ない事で、非凡なことだと思います。
確かに粗削りな部分はありますが、見せるという部分をきちんと意識していけば、客席がもっとドカンと来てもいいはず。けど、それはのびしろが大きいということの裏返しでもあるので、今後の活躍がとても楽しみでもあります。
今回は、彼らの頑張りももちろんですが、劇場の企画の勝利だったと思います。こういう出会いがあると一演劇ファンとしても嬉しいです。