満足度★★★★★
2010年の第1作から2014年のファイナルに至る迄4作がシリーズ化され、何れも池袋演劇大賞をはじめ数々の賞の受賞作である。今回の公演で5作目ということになるが、今回は高齢化社会にあって認知症は最早他人事ではないという時代状況もあるだろうし、実際に家族の誰かが認知症になったなどで、この症状に対する理解が進んだこと。即ち想像力が具体的に働く人々が増えたことにもよるであろうが、何れにせよ最早避けて通れない問題として人々に受け入れられてきたアルツハイマーを、介護する側から描いた作品と言えよう。これには劇団主宰の井保氏が実際に介護に関わってきた経験が大きくものを言っている。語られる各挿話は無論フィクションという形であるが、問題の取り上げ方が一々具体的で気配りも人間的配慮も利いた内容になっている所に今作、今シリーズの凄さが潜んでいよう。(追記2017,10.5 0:33)
2017/10/15 01:14
2017/10/12 17:07
2017/10/04 02:52
2017/10/04 02:43
コメント有難うございます。
返信が遅くなって申し訳ありません。
夏休み中、他のことが忙しいのに
かまけてスペイン語の勉強を全然
やっていなかったので、新学期が
始まってから半徹状態の日が結構
あって、ドタバタしています。秋は、
講演会だの、アーティストの友人たちの
個展やらコンサートやらも立て込み、更に
国連の難民映画祭もあってバタバタしていました。
自分のハンドルネームはパレスチナの支援をしている
ところから付けた名ですし、難民問題は放っておけない
問題なので、結構、こっちの講演会などにも出掛けて
いるのです。今日も立教でシリア難民支援についての
講演があったので午後一杯は、そちらに行って、終了後は
図書館で勉強、帰宅してから食事を摂ってこれから、少し
読書です。明日は昼1本観劇後、新国立のマンスリープロジェクトで
ジロドゥの世界についての講演を聴きに行きます。マンスリープロジェクト
面白いですよ。ネットから申し込みができ、無料で参加できます。
お互い、切磋琢磨してゆきましょうね。
ハンダラ 拝