『ZigZag 〜人生怪盗ノ話〜』 公演情報 劇団コスモル「『ZigZag 〜人生怪盗ノ話〜』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 初日鑑賞。初日だからなのか、色んなことをやりながら殆どが空回りという印象。この劇団は初めて観たので、普段はどうなのか分かりませんが、説明文にあった「熱量」も期待していたより淡白。イントロダクションのとこなんて、せめて全員の「熱量」でこちらを圧倒してほしい。

    ネタバレBOX

    場内に入ると、美ち奴なんかが流れているので、そんな時代設定の話だったっけ?とチラシを見直しましたが、特に具体的に年代などは書かれておらず、セットの窓の作りなどからも昭和初期なのかしらという感じ。ふと横を見ると大きな月が照らされていて、怪盗が出てくる話だそうだから、これはもしや「次郎吉格子」ネタでもやるのかと勝手に想像しちゃったけど、あれは年代的にも流れている歌より10年以上前のサイレントだから、こちらの勇み足でした。

    ただ、流れている曲が、杉狂児・美ち奴の「うちの女房にや髭がある」('36)、美ち奴「シャンラン節」('43)、渡辺はま子「支那の夜」('38)、岡晴夫「上海の花売娘」('39)など、1940年前後で揃えてるのかもしれないけど、今ひとつピンとこない選曲だなと思いつつ聞いてたら、'51年の美ち奴「ツーレロ節」(「シャンラン節」と同じ曲だけど歌詞とアレンジが違う別録音)が出てきたり。特に拘ってた訳でもなさそうですね。まあ、この辺の歌謡曲は客入れ時に流れていただけで、本編にはほんの少ししか出てこないですから、どうでもいいじゃんと言われそうですが、始まる前に感じていたこういうモヤモヤを、それこそ冒頭から「熱量」で吹き飛ばしてほしかったのですよ。

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    2017/09/22 13:14

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