満足度★★★★★
価格0円
無題2139(17-142)
昨年は横浜(生まれたところ)地区から関東大会まで観続けましたが、今年はなかなかスケジュールがつかめず、川越坂戸地区から始めました(埼玉県在住)。
筑波大学附属坂戸は2015年の学内公演を観ていて、一週間前、久しぶりに(文化祭の)公演を観て、ちょうど日程も大丈夫なので尚美大まで足を運びました。
生憎の天気でしたが、2日間とも観ていて高校生らしい溌剌さがまっすぐに伝わってくる気持ちの良い作品でした。
全体の感想を簡単に
・脚本
・衣装
・照明
・舞台美術
脚本は小劇場で観ている作品でもでもいろいろあり(よくわかる/わかる/よくわからない/わからない)、個人的には観終わって「好き」「嫌い」のどちらの感情が勝っているかだけで破綻があろうがどうでもいい...わけはないですがあまり気にしません。
また、商業演劇は観ないし、TVドラマも見ないし。
あとの3つはできる範囲で工夫していただければ(ほとんどなくとも)構いませんが、(内容とは関係なく)単にみすぼらしい、とりあえず今風、はなんとかしていただきたい。
では、いったい何を観にいっているのでしょう。
高校生たちが演劇人としてもっと成長し、自身の身体や声、機材や空間の扱いに長けて、表現したいことがもっと自在にできるようになってほしい。と思いますが、そのためにどこを直して、みたいなことは考えていません。60分の中にしっかりした世界を組み立て、最後までその世界の中で(途中で醒めることなく)物語をみせてほしい。そのための脚本&演出ではないかと。