満足度★★★★
しっかりしてる方のカリンちゃんこと井川花林出演
巨獣(ベヒモス)とタイトルされているが、ベヒモスは出てこないw
モンハン的ファンタジー作品ではないのだ
ではどんな作品かというと
探偵小説家浜尾四郎「殺人鬼」が底本
昭和6年の新聞小説
青空文庫にあった
http://www.aozora.gr.jp/cards/000289/files/1799_19399.html
話は底本と違い邸宅の使用人部屋だけで進む
だから相関図に載っているように、病死も含めて6人が死に一人が重篤な症状に陥るが誰一人観客の前には現れない
また雇われたという探偵たちも姿を見せない
底本では語りは藤枝探偵の友人小川だが当然彼も出てこない
執事や女中ら使用人や出入り業者、検察の書記らの会話で犯人を推理する
そもそもの発端の奥様の毒殺、薬を薬屋まで取りに行ったのは女中のヤス、頭痛薬を毒薬にすり替えられるのはヤスだけじゃないか、という時に、女中らが声を揃えて「犯人はヤス!」
・・・・・・えーどうしてお客さんたちみんな笑わないのwww