お祭りやってるらしいよ 公演情報 あひるなんちゃら「お祭りやってるらしいよ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    鑑賞日2017/09/02 (土)

    2日ソワレ(75分)を拝見。

    ネタバレBOX

    「悲しみ」とか「怒り」以上に「笑い」の価値判断は個人差の激しい分野だと、以前から認識している。
    でぇ、今回、不安になって(汗)、他の皆さんの感想、ひと通り目を通した上で、主観的な印象をつらつらと書き連ねてみると…

    トクナガ(演・上松コナンさん)の部屋に居座ったままゲームを続けるコバヤシ(根津茂尚さん)が、さらに得体のしれないミノベ(澤唯さん)を呼び出して…の「204号室」の話は、頭では「笑い」のポイントは理解するも、トクナガの困惑に気持ちがいってしまい、結果、笑えず(汗)。

    「202号室」での、お神輿の写真を撮らせたいサナダ(篠本美帆さん)vsなんでワタシが撮らなきゃならないの?のサイトウ(松木美路子さん)
    「201号室」での、「お祭りやってる」の偽情報のチラシを配った姉(田代尚子さん)・チラシを作った引きこもりの妹(野村梨々子さん)vs兄(堀靖明さん)
    の2つの話では、あひるなんちゃらさんらしい、話の要点をわざと外した・飛躍させた、ちぐはぐなやり取りがもたらす「笑い」に、終始、クスクス。
    とりわけ、常識人だったはずの堀靖明さん演ずる「兄」がどんどん常軌を逸していくさまには、大笑いさせてもらった。

    さて、本公演で巻頭・巻末にも配置された「203号室」。
    何と言っても、オオツキ(園田裕樹さん)を苦笑いさせ続けた、宮本奈津美さん演ずるカワモトのキャラの強烈さ!
    オオツキと連れ立って、お祭りに行きたくてたまらないのに、見栄をはって本心を隠している…けど、表情や態度で本音バレバレなカワモトの、童女のような純真さ・可愛らしさを、いつもの宮本スマイルなどなどを増量セールしたような顔芸や声音で表現されたのには…正直、心底まいりました。
    良し悪しはさておき、本公演、宮本さんに全部持っていかれたなぁ!というのが、終演後のイチバンの感想でした。

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    2017/09/03 03:37

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