期待度♪♪♪♪♪
テネシー・ウィリアムズの作品というと、最近では「ガラスの動物園」か、短編の「ロング・グッドバイ」くらいしか、上演の話を聞かない。まあ、レアな舞台としては「二人だけの芝居―クレアとフェリース―」を民藝で観たくらいだ。別にヨーロッパの舞台作品の上演が多いというわけではないけれど(シェークスピアとイプセン,チェーホフを除いて)、テネシー・ウィリアムズのみならず、アメリカ戯曲の名前を、映画で知ることが多かった身としてはちょっと寂しい。
それを、オマージュ新作含めて5作品観られるという。知らない作品ばかりだけれど、むしろ「欲望という名の電車」や「熱いトタン屋根の猫」を、大きな舞台で演ってもらうよりも嬉しい。休憩含めて3時間近くの長丁場だという。これは、眼福だし、耳福だな。