満足度★★★
鑑賞日2017/06/28 (水)
公演2日目、女・サリーさん版を観劇。
客席対面式舞台。中年おじさん達の機微模様、サリーさんは風来坊的な存在かと思いきや。屈折人生境遇者の存在には気をつけたくてもうまくいかないのが人生なのな。客席観劇視点で多様な想像は湧くが、観劇後の余韻が薄いのはまだ自分が登場人物達ほどの泥沼人生に陥っていないからか。
観劇した日は始まって間もない頃。演出の松本さんも後の男版サリーさんで出演するため、客席におられたが、その後半の印象はまた一味違うのではないかな、と思った舞台。
それにしてもサリーさん、つい2日前まで自分ちの劇団公演をやっていたにも関わらず、日数開かず別物の舞台に出るなんてどんだけ器用なんだ。驚愕、そして、感嘆するばかり。