満足度★★★★★
本多劇場で「ベター・ハーフ」観劇。
久々に自分の語彙力が足らなくなる作品に出会えた。たくさん泣いた。刺さったことも感じたことも知ったことも色々あるけど、何より満足感が凄い。4人芝居だから技量が顕著に出るものだと思うけど4人とも凄かった。もう一回観たいし、観て欲しい。
風間俊介さんは、前橋ヴィジュアル系っていう映画(http://www.maebashivisual.com )(今見ると凄いキャストだな)で見て以降、気にかけてて、昨年は映画・少女椿でもドラクエのテリーでも好演してて、ますます好きに。嫌な奴って観ながら思うのも含め、今回の役も人間らしさが素敵。
松井玲奈さんは、SKEとしても、鉄道BIG4としても気になる存在ではあったので、本多で4人芝居っていう贅沢な環境は逃したくなかった。
公演は再演で、彼女以外継続キャストっていう、大きな違いがあった上で、体当たりしてとんでもないセリフ言って魅了してくるんだから凄いなぁ。
中村中さんは、芝居も当然上手いのだけど、そこにさらに説得力をもたせてるのが歌の力で。ピアノの弾き語りスタイルなのにものすごいパワーがあって、世界が広がってて、心に寄り添ってくる。いや、ザクザク刺さってくる。
片桐仁さん。ラーメンズの人、っていうくらいの知識しか持ってなくて、だけど絶対この人面白いし芝居上手いよね、って確信があって、すごくタイミングよく観られた。笑いのセンスが良くて、だけど、しっかり芝居で、とても計算してるんだろうなぁと思う。私自身に近い要素も多くてたくさん共感した。