満足度★★★
鑑賞日2017/05/24 (水)
大佐の元ネタを知ったのは雑誌だったか、テレビの再現番組だったか。その後、映画にもなったが、今回の舞台作はその妻である女の話。お人好しの女性なのかなー、本人がそれで良いと自覚してんならそれでいいじゃない、所詮他人事なんだし。最後の女のアジテーションのようなセリフを聞いた後だと、彼女が生業にしているミシンの音も機関銃の銃声のようにも聞こえてくる。詳細は公式プログラムで言及していたそうだが、出来ればそれらも舞台の上で見せて欲しかった。
劇場座席設定の都合をあまり考えてない舞台装置だった。前方平場席付近に座って見ていたので、終始見上げるような形になり女優さんの表情にも、ほうれい線なんだかゴルゴ線なんだかよくわからない陰影表情をよく見るハメに。せっかく綺麗な顔立ちなのにねー。今回に限っては EX列以降から見たら仕掛けも見やすいと思う。今回のような引きで見せるような作り方には不満。