期待度♪♪♪♪♪
この所、”二人芝居”のシナリオを手掛けている”れんこんきすた”だが、無論、これは演劇というものの本質であるダイアローグの原初形態であり、或る意味その究極の形と言えないこともない形式である。今後三人以上の出演者が出る作品で、各々がキチンと機能する為にも、劇構造の土台と言うべき二人の舞台がベースとなるのは言うまでもあるまい。前回の「鬼啖」で鬼気迫る演技で観客を魅了してくれた中川 朝子さんが出演。而も今作では、鬼女ならぬ女神。どんな変容を見せてくれるか楽しみだ。相方は、小松崎 めぐみさん。前作とは異なる相方で、中川さんが、どのような化学変化をみせてくれるかも拝見したい所。ホントに小さな空間での上演なので、早目に予約を入れたい舞台である。