さよならだけが人生か 公演情報 青年団「さよならだけが人生か」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    もう飽きました。

    ネタバレBOX

    縄文時代の遺跡が発見されたことで、工事がストップした現場の飯場に出入りする人々の話。

    発見されたばかりの話。と言うことは、発掘調査に何ヶ月も要するので工事関係者と発掘の先生とが揉めているといった事態になっているわけでもなく、むしろややこしい事態を避けたわけで、アフタートークで平田さんがおっしゃった通り、一番内容のない作品そのものでした。

    さらに、この作品が今の青年団の原点ということで、時系列的には私が観た平田作品の中で一番古いのでしょうが、順番など関係なく、みんなおんなじやないか、何やっとんのや、おんなじものばっか作ってという感想でした。

    日常の中の非日常という意味で、飯場の床の裂け目は本当に地面のひび割れの影響でできたもので、ブラジルにまで届くようになるのだと思いました。それだけに工事関係者の娘の婚約者が腕を挟まれたことに面白味を感じましたが、あっさり抜けて拍子抜けでした。ひび割れは非日常じゃないんだと思ったとたん、お面が出てきて、ああこれかと思いました。日常の中の非日常、非日常の中の日常の定点観測にお面をプラスした構造はもう飽きました。

    再演ですが設定は現在、お笑い等の時代考証はしたとのことでした。小学生の時に藤崎マーケットの真似をして骨折したと回想する大学生はいるかもしれないとして、その話題を返すのに、残念!!!のギター侍はないでしょう。このハゲー!は早過ぎるとしても今流行っているフレーズで返すのが普通でしょう。

    同じように、酒を飲むと山本リンダの振りをする女性っていったいいくつの設定なのでしょう。上司がいるわけですからある程度は若いはずですが、そんな人見たこともありません。しかも、男の人からやってくださいと頼まれていました。今時宴会でそんなのやられても迷惑なだけで、頼む人がいること自体不自然でした。

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    2017/06/26 03:54

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