満足度★★★
鑑賞日2017/06/18 (日) 14:00
オープニング、赤線に集う娼婦たち。どんよりとした雰囲気がこれから始まる物語を大いに期待させた。
組の為に殺人を犯し、服役していたやくざが出所して服役中に生まれていた娘を探し出そうとする。戦後の荒廃した時代、やくざ、娼婦、大好きな設定。物語も2時間半の長丁場にも関わらず眠気に襲われることなく観れた。
だけどもちょっと劇画ちっくすぎるし、登場人物が多すぎて所要人物のバックグラウンドもあまり見えてこなかったので感情移入はできなかったかな。。もうちょい主人公の哀しさや娘たちの葛藤を前面に打ち出したものを観たかった。
役者さんたちはみな熱く演じていて好感が持てた。