満足度★★★
悪い芝居は『キャッチャーインザ闇』でCoRich舞台芸術まつり!2013春・最終選考作品に選ばれ、今回が二度目の最終選考進出になります。再挑戦に感謝します。
同劇団の公演は『駄々の塊です』(2011年)、『キャッチャーインザ闇』(2013年)、『スーパーふぃクション』(2014年)、『春よ行くな、』(2016年)を拝見していまして、今回が私にとって5作目です。個人的なことなのですが、『スーパーふぃクション』と『春よ行くな、』と同様、音響と音楽が苦手で序盤から集中できず、終盤には耳を塞ぐほどになってしまいました。胸にズンズンと響く重低音や、驚いて飛び上がるほどの突然の大音量、全体的に音楽が鳴り止む時間が少ないことなどが、私にはどうしても合わないようです。申し訳ないです。
終演後のトークで明かされたのですが、NMB48の石塚朱莉さんは19歳、The Stone Ageの緒方晋さんは45歳とのこと。作・演出の山崎彬さんはたぶん34歳ですので、年齢幅の広い座組みだったんですね。トークでは緒方さんに大いに笑わせてもらいました。ネタをきっちり披露して常に観客を楽しませようとする、サービス精神とプロ意識に感心しました。劇中の演技についても緒方さんに惹きつけられました。
客席数300席弱とはいえ東京芸術劇場シアターウエストは規模が大きいです。受付やロビーの制作者の人数が多い目で、物販が充実していました。また、指定席にホっとしました。