満足度★★★
鑑賞日2017/05/23 (火) 19:30
価格2,800円
ああしたりこうしたりもできる装置(なのか?:時として小道具にもなったしな(笑))や生演奏のバンドが楽器でS.E.も兼ねたりと表現方法が楽しくそれが芝居のコミカルさと相俟って相乗効果。
そんなレイ・クーニーの「ラン・フォー・ユア・ワイフ」と通ずるような重婚のドタバタで笑えた一方、殺人場面はないに等しく、それゆえタイトルや終盤のあの有名な言葉が弱まった憾みも。
チャップリンの映画ではどうだったんだろう? テレビ放映で視たような気がするが定かでないので視ていたとしても内容など覚えている筈もなく……(爆) で、ふと、映画の元となった事件を芝居にしたのかな?とも。
あと、主宰によるチャップリンにちなんだ(?)マイム/ゼスチャーによる前説、「スマホ/ケータイの電源はお切りください」はもちろんのこと「開演が遅れて申し訳ございません」まできちんと伝わるのが見事。(さらに言えば押した時間をバンドの生演奏で繋いだのも上手い)