満足度★★★★
小劇場の楽屋と生活感の溢れる部屋が混在する舞台は、観客席から地続きで、観るというより客としてそこに在る感じ。劇中の人物たちの感情や生活、日常も段差無く観ている自分に転がり込んできた小劇場系の公演や役者あるあるでくすぐられつつ、感情がボケることで生まれる面白さを味わった。やるせなさがベースだけど、足掻くってほどには足掻かず、あくまで過剰ではないリアルさで描かれた手の届く日常は、逆に自分の心の重たい部分にズシンとくる
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2017/05/07 21:10
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