満足度★★★★
幼馴染の逢初が10年後に身売りした吉原から戻ってくるのを江戸で待ち続ける助六。その二人を結びつけるのは気のいい手紙配達人。二人の悲恋が中心だが江戸の火消し衆、吉原の花魁たちの人間模様も沢山描かれ、どちらかと言うと群像劇寄り。粋の良い男衆もいい味を出していたが、艶やかながら闇の深い花魁や火消し屋家族の女達の哀しみがグッとくる。「吉原炎上」を彷彿させるビジュアル系大衆時代劇として楽しく鑑賞できたが、井保三兎さんのラビット番長らしい「何か」を期待していたので、それが特別感じられなかったのは残念。・・・う~ん欲張りすぎか
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2017/05/07 12:47
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