グーグス・ダーダ なになにもなになにもない NO nothing nothing nothing 公演情報 果てとチーク「グーグス・ダーダ なになにもなになにもない NO nothing nothing nothing」の観てきた!クチコミとコメント

  • 鑑賞日2017/05/01 (月) 15:30

    価格500円

    無題2043(17-046)

    15:30(公開ゲネプロ)の回(一時雨)、やや押して15:20受付、15:23開場、15:32前説(70分)、15:36開演~16:50終演。お休みなのと、家から(比較的)近いのと、早稲田(くるめるも森も観ているし)らしいのと、500円というのと、阿部はりかさんも観たことがある(「雨湯口」2015/9@RAFT)ので観に来ました。振りかえるとこの弱気の選択がよくなかったのかもしれません、もっと前向きに観に行かないと。

    コの字の客席(基本1列ずつ)、コの字の「|」の位置が正面風、開場時に役者は舞台で雑談などしていて「いかにも」な演出に「?」。

    福澤香織さん「脱衣する蛹(さなぎ)2014/8@大隈講堂」。
    升味加耀さん「歩行船(2015/3@キッド・アイラック)」。
    金澤卓哉さん「くちべにきって(2015/7@BASE)」。
    堀紗織さん「余白の音(2016/4@どらま館)」「スケルトンの呼吸(2016/8@BASE)」。
    これらの作品はみな面白く、印象に残っています。

    受付時間近く、スタッフの方が出てきて何か説明をしていましたが、後方に並んでいると聴こえませんでした(たぶん押している、ということだったのでしょう)。また、その時、雨が降り始めたので(お客さんに言われる前に)少し中へ誘導するくらいの気配りがあってもよかったと思いました。

    追記:「劇団さんいらっしゃい」観ました。無隣館の演出というと野宮さんと一緒かな?

    ネタバレBOX

    以下、まったくの個人的な感想

    当然のごとく予習(あらすじを読む)していないので、観劇中お話がわかりませんでした(すみません)。でも、帰宅して読んでもやっぱりわかりませんでした。突然「1+1=3」と言われているように感じました。「私たちの国」って何?どうして「命の価値ランキング」によることになったのだろう(ここは大切なところかと)??「公立カジノ」はIR推進法案からきているのか???時事ネタ..?

    世代的に「壁」というと「The Wall(Pink Floyd 1979)」。壁の崩壊後、「Live In Berlin」は1990/7。

    先日SF的な味付けの作品を観ましたが、世代の傾向なのでしょうか、社会的な基盤、必然性(=抗うことができないこと、深く刻み込まれたことなど)について一切の説明はなく、当然の前提として語られるので観ていてちっとも面白くありませんでした。初めて作品に触れる観客でも十分楽しめるような作品を創ってほしいと思いますが、そういう作品は他の劇団で、ということなのでしょう。なにかきっかけがあればという思い。

    文字の投影、ダンス(的な動きを含む)、並行した会話、キャットウォークの使用など「いかにも」なツールが挿入されていましたが、その必要性が見えませんでした。

    文字の投影:音声でながしたほうが楽(文字を追うと舞台が見えなくなる)。
    ダンス:もっと振付を工夫し、キレのある(or 流れのある)動きにしないとだれる。
    並行した会話:ジエン社(同時多発会話)を思い出してしまうのでなにか特色があれば。

    そのどれもがなくとも戯曲として成り立たせることはできたハズと思いながら観ていました。

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    2017/05/01 20:56

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