満足度★★★★
鑑賞日2017/04/29 (土) 14:00
【楽園王/Empty-Kubrick】
先攻の楽園王は設定まで大きくいじって(傷病兵を女子高生に置き換えるとは!)1組目のアムリタ版でさえオーソドックスに感じられてしまうほどのアレンジでありながらやはり別役作品であり楽園王、な感じ?
後攻のEmpty-Kubrickはダンスカンパニーゆえ台詞もあるもののメインは身体表現で(3場なんて台詞なしだし:そもそも身体表現専属が3名いるし)楽園王版でさえオーソドックスに思えてくるほど?(笑)
がしかし、それまでの3団体で内容を呑みこんでいるので「ははぁ、なるほど」な感覚。
思いの外激しい動きや最近のトレンドになりつつある(?)舞台床面に灯体を置いて演者の影を舞台の壁に大きく投射する手法も印象的。
そんな楽園王とEmpty-Kubrick、1場と2場を平行して進めるという構造の共通点があろうとは!
ということで1組目、2組目と次第に深みにハマって行く感覚だったが、今後の3組6団体の攻め方やいかに? オーソドックスありバリエーションありなのかしらね? ますます楽しみになってきた♪