満足度★★★★★
とにかく役者の力がすごい。すり足で、かかととつま先を交互に動かしながら移動し続ける俳優達は存在自体に鋭い批評力が宿っていた。四方に張られたひも、中心に居座る船。二つの境界が忘却、ナショナリズム、領海、死とあらゆるものへ想像力を導いていく。観客が作る出していく演劇とはこういうものかと少し思った。
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2017/04/24 23:43
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