満足度★★★★
鑑賞日2017/04/23 (日) 14:30
価格2,000円
古典あるいはスタンダード級の小説2編(宮沢賢治・志賀直哉)と戯曲1編(沙翁)、それに書下ろし1編というおトク詰め合わせ。
がしかし、そんな構成でも劇団の個性(演出・衣装のセンスなど)が溢れているのがスゴい。
「予告編」と銘打ち、森での騒動が始まったところまでを30分弱で見せた「夏の夜の夢」だって笑いの入れ方や台詞回し、衣装など見事なほどに「やぶさか色」だったもんなぁ。
ところで雷THUNDER……もとい雷三太……もといライサンダーを女優が演ずるの、トレンド?(笑)
なお、スペースの真ん中に太い柱が1本あって、どのように使ってもそれが演技エリアに存在して死角ができてしまうこの会場で、(一部が時々)見えないことにストレスを感じさせない(極私的な印象です)演出も鮮やか。