満足度★★★★★
鑑賞日2017/04/13 (木) 19:00
座席1階I列
価格4,000円
無題2035(17-038)
19:00の回(曇)。
18:25会場着、18:29開場。初日(前夜)の2列後方(I列 右後方席)。
リピートできるのはこの枠だけだったので前夜帰宅後予約(残1枚でした)。
3.11の戯曲化。2011年からの年月。2013年12月(初演)からの年月。
初演時にも出ていたのは光藤さんと小林(英)さん?
舞台美術/大河原敦さんも代わらず(でも舞台の印象は全然違う)。
黒を基調とし、照明によって情景に変化が生まれ、白と青のおふたりは周囲とは違った独自の時間の中にいるようにみえるのでした。
白い月と青い地球、死と生。
1945.8.6/8.9@ヒロシマ・ナガサキも1954.3.1@ビキニ環礁も60年以上経ってしまいました。
ダンスについて
芝居(演劇)とダンスの組み合わせは少々苦手です。
物語との接点が薄いダンス、ダンスの中の会話/セリフなどはちょっと夢から覚めてしまいそうになってしまうからです。
そうであっても、そんな違和感をもたせない秀作はあるものです。リジッター企画、森脇洋平さんの作品もそのひとつ。
本作で初めてみる風戸さんの振付。ダンス作品は大きな会場でのソロも群舞でも発想/表現力しだい。
以前にも書きましたが、風戸さんは津田記念日の「Every Day(2011/6@OFF OFF)」を観ていて、
TOKYOハンバーグでは「しゃぼん玉の欠片を集めて(2013/8@ワーサル)」が初めて。そのすぐ後にk.a.n.aさんとのダンス公演(@キッド・アイラック)があったのに失念するも「月見草一夜 ツキミソウヒトヨ(2014/3@がざびぃ)」でダンスを観たことがあります。
振付は初めて。
思い入れによるのでしょうが、とても真摯な振付だったように思います。大人数の群舞でここまで調和をもたせ、流れを体現していたのに感心。