CLASSICS vol.2 公演情報 AND ENDLESS「CLASSICS vol.2」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    私が見たのは、『Cornelia』
    ファンタジーの世界観をうまく作れるかは、芝居全体のクオリティーを維持する意味で重要な要素。そのために、舞台美術と衣装は、本当に重要になってくる。

    そこに力を入れている劇団ということだけあって、舞台美術と衣装は質が高く、安心して物語の世界観に浸ることが出来た。

    明らかに劇団のファンだけを対象に作られたシーンが、多くちりばめられていた事は、千秋楽スペシャルだったことを差し引いたとしても、新たなファンや純粋な演劇ファンを遠ざけてしまうのではないかと、思ってしまった。

    しかしながら、全体としては脚本や俳優のレベルも含め、とてもクオリティーの高い作品だったと思う。

    ネタバレBOX

    オープニングにコラージュされたシーンが、物語が進むごとに繋がっていくという構成で、ちりばめられた複線が徐々に繋がっていく。

    過去へと飛ばされた主人公達の素性が少しずつ明らかになるにつれ、「薔薇戦争」のあらましが解き明かされるという脚本は、とても面白かった。

    照明や映像が、舞台装置をより奥深いものにしていて、とても美しい舞台だったし、派手な音楽にあわせたダンスや、殺陣シーンはよく計算されていて、とても見ごたえがあった。

    主宰・作・演出・主演までこなす西田大輔という人のパワーに、とても感動し、とても興味を持った。是非一度、酒でも飲みながら、演劇論を語ってみたいと思った。

    クリスマスと言うことで、来場者全員にプレゼントをわたしてくれていた。

    お客様を楽しませる事に徹底していて、とても素敵なことだと思った。だってとってもうれしかった(笑)。

    私にプレゼントをわたしてくれたのは、嘉陽愛子さん。素敵な女性にプレゼントをいただくと、掛け値なしでうれしくなる(笑)。

    単純…

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    2009/01/10 09:13

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