満足度★★★★★
鑑賞日2016/04/02 (土) 18:30
人を本気で笑わせること。心から元気にすること。
それは、想像以上に難しいことだと思っています。
ツアーファイナルの福島公演。初めて短距離男道ミサイルの作品を鑑賞しましたが、
ただただ最っ高に楽しくて、思いっきり笑って、たくさん元気をもらえました!
舞台好きにはたまらない、ある人物の物真似で前説。
これを観るためだけに、私は本気でお金を払います(笑)
ブラックももりん、飯野UFO、ままどおる等の地元ネタも満載。
太宰治の「人間失格」を骨子に据えて語られる、劇団員の自伝的演劇。
ヒリヒリするほど、自らを晒す、晒す、晒す・・・!
ストーリー性よりも、各シーンの爆発力・瞬発力で勝負する特異なスタイル(構成演劇)が新鮮で、そのセンスがたまらなく好きでした!
これまで観てきた演劇は、まだまだ型にはまったものだったんだなぁ。
とにかくお客さんに笑って欲しい!元気にしたい!というシンプルで真っ直ぐな劇団の愛を、体全体で受け止めました。
まだまだ、世の中には面白いものが本当にたくさんある!
劇団名にも込められた、愛すべき「男の愚直さ」
世界レベルと評される「テンションとエモーション」を、ぜひ多くの人に体感して欲しいと思いました!とにかく、楽しいんだから( *´艸`)