満足度★★★★
研ぎ澄ますほどに離れていく生活との落差。刃は身内の正義を切り裂き、曝け出た空洞を埋めるのに待ちきれず自他の血の高揚で埋めようと行き過ぎる若さが切ない。対話がある、問いかけていたはずがいつの間にか問いかけられている、受話器の手を押さえる見えない力・・・敗けの積み重ねのその先で、おそらく無名の正義は高みに昇り続ける。
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2017/04/03 15:21
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2017/04/05 21:39
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