満足度★★★★
鑑賞日2017/02/22 (水)
評判はよく見聞きしていたレティクル東京座さん。以前から機会があれば!と願っていた反面、例の「白塗り」には抵抗もあって…
白塗りアングラ舞踏の大駱駝艦さんの舞台、観に行っといて、今さら、抵抗もなにもあるかよ~!ということでの初・レティクル東京座デス。
おはなしの内容は…まだ初日なのでサラッと流すと、タキシード仮面&男の子マンガのヒーロー物&近未来SF。
極めてわかりやすいストーリーと「タキシード仮面&…」っぽいセリフの数々。
白塗りも含めて登場人物たちの華美な衣装。
派手な大音響に照明・ムーブメント、キャッチーな劇伴。
アイドルのコンサートにでも来たような錯覚を覚えたオッサンでしたが、まぁ、確かに舞台全体がキラキラしていて、素直に惹きつけられます。実にすんなりと、おはなしの世界に入り込めます。
若いヒト達の中で熱狂的なファンが多いのも、うんちく語りたがり系の「観劇おじさん」の姿を客席であまり見かけないのも、どちらも納得できる、観客目線で作られた、良い意味でエンタの王道に徹した、サービス精神満載のコンテンツでした。