フォトジェニック 公演情報 鵺的(ぬえてき)「フォトジェニック」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/01/10 (火)

    死に瀕したモデルの表情を撮っていた写真家が探る模倣犯は誰?なサスペンスホラー、初日を観たがネタバレを避けるとSNSなどで洩らせないことばかりで「これはどうよ!」なレベル(笑)。

    よって、さしあたってアップできたのはキャスティング・キャラクター設定・キャラクター作りの三位一体ぶりが見事ということと「たばかったな、高木登!(笑)」という叫び、そして以下。
    4人の女優さんがたは本役の他に「その他名もない人たち」も演ずるが、そのギャップも見もの、と言うか愉快。高木さんは「モブはマンガチックに」と仰ったとのエピソードも後から耳にしたが、お一方に関してはむしろ本役の方がマンガチックでは?(笑)
    (以降、公演終了後にしたツイートのコピペは念のためネタバレBOXへ)

    ネタバレBOX

    序盤の映像は流れる音楽も相俟って70年代の日本映画のオモムキ、そして本編の大半は「ほんとにあった!呪いのビデオ」のようなB級(C級?)ホラー感満載でニヤニヤ。が、落としどころには漠然と「エンゼルハート」を連想。こういうの(=主人公が死んでしまうとか実は既に死んでいたとか)大好き!
    しかし後から振り返ってみると、終盤の「あの人物」にまつわる設定や「ぬめっとした」感覚は「呪怨」「リング」などと通ずるまごうことなきジャパニーズホラーの系譜で、そのあたりを知っていると頬が弛んで仕方ない。

    最初のカメラマンのモノローグあたりの段階では、カメラマンの連続殺人に便乗した犯人(?)は彼に殺された姉か妹の仇を討とうと謀った町田、早船、打村、三崎の中の誰かではないか?と思った。

    映像出演者の豪華さに驚いていたらサプライズ出演者まであり、複数の意味で「それ、アリかよ!?」と思ったが、途中で出てきた「紙袋をかぶった人物」は誰が演じているのかという疑問が解消されてスッキリ。

    そういや「床の間マングース」(←架空の劇団名)ってお座敷コブラのもじりだよね?(笑)

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    2017/02/13 20:27

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