無題1998(17-001)
初日(12/28)を除いた公演を観る予定(通し券)、現在まで6日間、24組が終了。
「ケダゴロ」 「A La Claire 」「ふりだしにもどる」、先月も観た小野彩加さんと中澤陽さん、涌田悠さんは@アゴラ、上村有紀さんと熊谷理沙さんは@セッションハウス、深堀絵梨さんはHOLIDAYSで、大塚郁実さんは江古田で、KEKEさんは「ZEN展」で、石山優太さんと増田明日未さんは「Trifles」、鈴木隆司さんは「踊る家族で、」住玲衣奈さんは「ピュア魂2」で、と観たことがあるダンサーの方々がいるなかで、本公演は意外と難解なものが多いように感じています。
6日目にして「ダンス」という言葉でいままでイメージしていたものを一回忘れて「カラダを動かすパフォーマンス」という視点で観ればいいのかも、と突然思いつき、少し楽に(?)に観ることができるようになりました。とはいえ、創作作品を通じてこれからダンサーがどのように発展してゆくのかはわかりませんでした。
個人的には「ダンスがみたい!」ので来ていて「異色の作品」に入り込む余裕があまりないのかもしれません。走る、歩く、飛び上がる、話すという日常の表現行為をふんだんに採り入れた作品が多い本公演。さらに、じっとしている時間に作品として意味を持たせているであろうその時間、秒針の音が聴こえてきそう。演者が発する信号をとらえようと受信者(=わたし)側で周波数を変えないと作品の幅広さについていくことができないほど。特に初めて観る演者について。ただ、その分びっくりするほどピッタリの作品に出会うことができるのかもしれません。
追記:1/9観ました。睦美・寧呂のおふたりがとても好み(舞踏ですね)。他の3作はやはりセリフの多用があったり、小道具が?だったり、なぜ演奏なのかな?とか考えてしまいました。