2020 公演情報 西尾佳織ソロ企画「2020」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    会場は壁が総て白、写真撮影用のスタジオとしても使えそうな長方形の空間で、床は海底にあるものを練り込んだような不思議な感覚の素材で作られ、パステルトーンの薄い茶系。(追記後送)

    ネタバレBOX

    開演前には、作家が子供時代を過ごしたというマレーシアという言葉が時折混じるおしゃべりが流れ、アルミ製の脚立が置かれた入口近くには、天板の丸い椅子が5脚、其の前方に段ボール箱が置かれ、部屋の奥には2・6テーブルが置かれている。このテーブルの端には矢張り段ボール箱、角にビニール傘が掛けられている。そしてこの2か所だけにスポットが当てられているのだが、これらの間にほぼ正方形のテーブルが置かれ、隅にペットボトルと袋に入ったパンなどが置かれている。
    さて、演者が登場するとバターは、バターの木から作られるという話をするのだが、当然嘘だ。だが、これが夢で見た話だとされる。新たな才能の出現を感じる、ちょうど小学生の頃、クアラルンプールに住んでいたという作家の実体験を錘にしつつ、嘘と実際を夢を媒介として構築したり、子供の頃の思い出と悪戯(男子に触発されたりして)を先生に叱られたが、自分も似たような悪戯をしたことが白状できずに倫理的に悩んだり、

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    2016/12/25 10:48

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