女学生の集団自殺を巡る悲喜劇。方言での上演というのは、演劇にとって大きなポイントな気がする。ステージをプラットフォームに見立てており、観客は線路の上にいることになる。そのため、電車到着(および通過)のアナウンスとガタンゴトンの音が鳴ると、列車と衝突する錯覚を覚える。あの擬似的な恐怖が、取り残された人々がどうしていくかという主題にリアルな意味を与えていた。
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2016/12/21 12:39
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