満足度★★★★★
話に引き込まれた90分の作品
ラクリーメ・ロッセの読書会
あっと言う間の90分の作品
劇中にほぼBGMはなく(多分幕が下りてカーテンコール入る部分的な所ぐらいかな)、効果音もなく、本当に役者の力量に掛かっている作品になっています。
登場人物は6名中5人男性、1名女性で他には
名前だけのも含めるともうちょっといますかね。
それぞれの登場人物には本音と建て前があって、まず片方のみで話が進みますが途中からカミングアウト的な感じになり、その役の印象が替わっていく
また唯一の女性は本音的な所から入ってきたり
劇中で話される作品(登場人物達が読んだ1冊の本)についての分析もあり
男性的な物の考えや女性的な物の考えもあり
まあ話に引き込まれた90分の作品でした。
4か所で公演されますが、多分場所によって
舞台と客席の距離、客席の創り方等で
かなり心象も違うかと思うので1回観た方でも
楽しめるかと。
観ていない方は1回でもいいので観ていただきたいな