ラクリーメ・ロッセの読書会(6日昼追加公演) 公演情報 もじゃもじゃ頭とへらへら眼鏡「ラクリーメ・ロッセの読書会(6日昼追加公演)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    舞台も試みも面白い!
    レパートリーシステム、レパートリーシアターって知らなかったので、とても面白い試みだなぁと。
    レパートリーをもっておいて、何処でもいつでも気軽に上質の芝居を!ってことのようです。
    良い脚本と俳優さんが必須ですね。
    6人の登場人物が各々なかなか曲者で、話し合うなかで状況や気持ちが二転三転してって目が離せなかった。
    問答無用で笑っちゃうシーンが多く(特に田中さんと青木さん、笑いをかっさらっていました)ストーリー自体は知っていたのですが、いやー、そんなの関係ない面白さでした。
    アルコール飲みつつ観劇ってのも、私はお酒が好きな方なので楽しめました。
    ただお酒の臭いが苦手な人もいるでしょうから、バーやカフェじゃなく、普段は飲食禁止の劇場でアルコールオッケーにするなら、先に告知しておいた方がいいのかも、とも思いました。

    ネタバレBOX

    班長はもう田中さん以外は無理では…と、レパートリーシステムに不安を覚えるくらい、印象的でした!
    几帳面と端整と変態をミックスしたいい案配でした。(誉めてます)
    ちょっと変わり者のイタイ人、水川を演じた青木さんは、キレキレで可愛い動きを盛り込んでまして、汗やらなにやら大放出なので、浴びたい方は前列をおすすめします。
    仁、淳のにてない双子は、初日からシンクロ率100%で、弟君の口上もっときいていたかった。
    ずっと本を読んでる近藤役の和木さんは何となく色気を醸し出す役者さんだなと。美雪が追い続ける説得力を感じた。最後の表情は必見。
    美雪の清水さんは、夢幻で拝見したときは、冷たく美しく触れたら切れそうな薄紙の鋭さでしたが、うって変わって感情的な役どころ。あの、嗚咽は声かけられない…って感じ。情念感じました。
    ざっと感想です。

    0

    2016/11/25 22:16

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大