満足度★★★★★
身体表現の美しさとおもしろさ
延々と大きなガラスを持ってうろうろ‥疲れてぶつぶつ‥するだけなのに、中だるみもせず、笑いもとって見飽きなかった。
サミュエル・ベケットの「ゴドーを待ちながら」を思わせるシュールで不条理な舞台を男優ではなく女優が演じるのがおもしろい。
もともと、男が三人がかりで汗だくになってガラスを運ぶ体(エアー)で芝居をするとても演劇的な作品。それをさらに、パントマイム?ダンス?という形で身体表現をしていて興味深い。
人の体ってなんて美しくおもしろいのだろう‥としみじみ感じた。
だけど、演じておられる側の女優さんたちは大変だったんだろうなぁ。。たったの三人しか出てこないし。
カーテンコールは2回。