『楽屋―流れ去るものはやがてなつかしき―』 公演情報 ビニヰルテアタア「『楽屋―流れ去るものはやがてなつかしき―』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    幸福な時間
    「楽屋」フェスでの楽屋三昧の日々も早遠い記憶の今。
    場所は浅草橋ルーサイトギャラリーという、昭和な木造二階建の二階の一室。玄関で受付を済ませ、奥へと案内され、家の中程の急こう配の階段をギシギシ昇り、突き当たりを左に折れた部屋をみれば、夜光に照り映える隅田川の対岸を臨むガラス窓が川側全面に。部屋の入口が唯一の出はけ口となり、衣裳道具や雑多な物が置かれた窓側が、「楽屋」の舞台である。
    近藤結宥花の名が目に入って一も二もなく観劇を決めた。新宿梁山泊の『唐版風の又三郎』以来。健在だった。
    優美な音楽を使い、取る間合いはたっぷり取って、1時間20分。(楽屋フェスでは50~60分が通常だった)
    戯曲と役者の魅力を細部にわたって味わった。

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    2016/10/02 03:02

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