満足度★
ボールに沢山材料いれて分離しちゃってるかんじでした。予備知識なく観たので長くて長くて長くて長くて死にそうになりました。血気盛んで時間沢山ある18の若者だったらぐんぐんついてけるのかなーそれともやはり難解過ぎて求心力に欠けていたのか。しんどい、正直に。特に役者がとてもうまくなってきて、その世界のなかでは、どんどんいいものに仕上がっていっても、伝わってくるものが…ないのかなぁ。
ネタバレBOX
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2008/12/08 19:29
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2008/12/09 04:25
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個人的な考えではこの物語は後ろから前へ戻っていくと考えやすいかと思います
最後にジンが描いている影絵の中では女の子とジンが完全な人間の姿であったとすると、
不完全な姿なまま絵から飛び出してきたジンの最後のパーツを切りとって所有していたのが女の子ですから、ジンが完全な人間の姿になるための最後のパーツにあたる部分が女の子になるのかとも思えますが、最後に全員絵から飛び出してきた時に田沼の部下達とコールセンターの女の子達がいい感じに次々なっていったことを考え、かつまだ不完全なまま出てきたジンから考えると最後の完全体になるためのパーツはベタベタになりそうですが愛と言うことになりそうな気が個人的には思えます。
物語の重要な手がかりになりそうな話しが後ろにちょっと多い物語に思えますし、タヌマと酒場の女性が若い頃に求めた未来予想図には子供のジンが描かれたものだったことからもまた、作品のはじめに遡って物語りを読み戻さなければいけなくなりますし、そうだとすると欲望を売っていたタヌマの欲望そのものが息子としてのジンの存在に該当するかと思え、生まれてきた不完全なジンが最後のパーツを持っている女の子に対してこれを手に入れようと欲望を持ち、それがかなわぬこととなりそうになった時力を求め、最後の一人が選んだ未来予想図が重要な役割を果たす時の最後の一人がジンの母親にあたる酒場の女で、力を望むジンのために力を選び力を与えましたが、結局女の子は手に入らず、両親から離れ自分から新しい未来予想図を書くに至ったとも思えます。欲望がきっかけになり、力を所有し、力と手を結んでいた永遠をも身につけ生み出された絵にジンが親にあたるタヌマと見た夕陽の絵あたりが複合された未来予想図が最後に描かれたのかどうかはわかりませんが、判断するための他の求める絵が市場のシーンに出てきませんので、個人的にはその辺りかと思ってしまいます。しかし、深読みしてみるとジンの求める女の子が最初にキャンペーンガールをしていたのが永遠だったので、不完全な時のジンが最後の切りぬかれたパーツを所有する女の子を求めたのにも連想する言葉として、これもまたベタベタながら永遠の愛にいきつきそうな気がしますが、結末部での過剰なまでの台詞展開から考えると、その辺にいきあたりそうな気がしますし、最後の絵にもまた愛情辺りが加わっていそうな気がします。与えられた台詞は多いですが、モノの考え方自体は結構シンプルな考え方にいきあたりそうな気がします。
ですが、あくまでも個人的な考え方ですから、全く的外れでしたら御容赦ください。