満足度★★★★
タイトな会話劇人は自分の出自(民族・宗教・肌の色・文化)にどれほど囚われているのか、をしっかり見せる105分。アメリカという国の状況を肌で感じることができない自分にとって、どれだけリアリティがあるのかと言えば、アメリカ人が観るのと違う立場にはならざるをえないけれど、それを乗り越えてタイトな舞台になっていた。と同時に、イスラムだけが特別な差別の対象になっている、という主張もあるように見えて、これは作者がイスラム系の出自だからだろうか、とも思う。
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2016/09/18 12:36
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