充実!
ドラクエ3の懐かしい客入れ音楽とともに、思わず芝居に引き込まれる演出でした。
アングラ劇団員たちの葛藤、「ノルマ」や、バイト先など、ある種のタブーも衒わずに、生き抜いていくことの尊さを力強く描いていました。
ヒロインの妊娠3か月では性別はまだわからないかな、とか、ドラクエ3やにみんなどこまでついてこれるかな、なにより、小劇場界の閉じた世界をどこまで感じればいいのだろう、などさまざま思いましたが、それを凌駕する気合いと仕掛けのたくみさに、引き込まれてしまいました。
今回は演劇界のタブーに挑戦していましたが、次回は、またまったく違う世界を描いてもらえればと思いました。