満足度★★★★
人は生まれてすぐ泣くが、最期は笑う...感動作!劇中劇として語られる悲しくも心温まる話...擬人化された黒電話がもたらす思い遣りと行動が奇跡を起こす。人は現在だけで生きているわけではない。過去があって現在があるという時のつながり、それを繋ぐのが電話という、SFファンタジー...。第7回せんがわ劇場演劇コンクールに参加した「かぜがふいた」(オーディエンス賞受賞)の本編にあたる本公演...とても観応えがあった。この劇団の特長である、舞台技術(音響・照明)、その延長ともいえる工夫がファンタジー要素を増すという巧みさ。(上演時間2時間)
ネタバレBOX
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2016/08/11 10:04
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