満足度★★★
ダメはダメを呼ぶ・・・
初見の劇団だと思っていましたが、2014年9月公演の「Libido」を観ていました。
さて、“ダメな男女のダメな恋愛”を描いた本作。
『どうか彼らを笑ってあげて下さい。そこにしか救いはないから・・・多分。』
というコピーがあるが、
自分を正当化するための“自己欺瞞”や、相手を思いやらない“自己中心的”な言動など、傍から見ると“笑える”を通り越して“イライラ”するんですね。
そういった意味では、よく出来た作品だと思います。
ただ、全体を通してテンポの変化に乏しいというか、各シーンが間延びしているというか、2時間という上演時間はちょっと長いように感じました。