期待度♪♪♪♪♪
元気が出ます→もらいたいデス
明治・大正・昭和の官能恋愛小説の名手・永井荷風の作。そして物語は荷風の分身である洋行帰りの画家の色懺悔...舞台は男たちの欲望が渦巻くダンスホール「滝壺」。このタキシーダンサーたちは在りし日の夢「男装の麗人」を慕うレズビアンだという。
さて、昭和・平成の恋愛小説といえば渡辺淳一。その短編に「泪壺」(映画化もされた)というエロチックな作があった。時代は遡り、平安期の恋愛小説「源氏物語」の1帖が「藤壺」である。
共通して「壺」の字が...一説には”生命の象徴”を意味するとか。あれ、最後は硬くなったが、ぜひ観たいです。