満足度★★★
程よく纏まってはいたが・・・社会派演劇と成るべく題材を扱った本作であるが、“事”の表裏、本音建前等々、作者の云いたい事が観客(私)には伝わってこない感があった。また、ストーリーに捻りがなく演劇的面白さが足りないとも思った。作家デビュー作としては程よく纏まってはいたが、心揺さぶるまでは至らず全体的にインパクトが弱い印象を受けた。当日パンフに「想像可能な範囲でシミュレーションし・・・」と作者の言葉があるが、“想像可能な範囲”を超えてもいいのかな・・・と。
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2016/06/17 01:19
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