あわれ彼女は娼婦 公演情報 新国立劇場「あわれ彼女は娼婦」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    美しさと憎しみと
    社会的に許されない兄妹の愛情の描かれ方が、あまりに美しくて、二人をこんな結末に追い込んだ社会に怒りを覚えるほどでした。
    引き込まれました。
    登場人物ひとりひとりの誰を見るかによって、何度でも楽しめると思います。
    サブキャラのイチオシは、ソランゾの家来のヴァスケスです。
    嫁を寝取られた偽医者も滑稽、その嫁はあわれ、おバカな求婚者は意外と純真、さ枢機卿の胸くそ悪い存在…
    実力ある役者さん達を活かす演出、主張のある舞台、音楽。
    見応えのある作品です。

    0

    2016/06/10 23:28

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大