満足度★★★★★
無題1814(16-104)
17:00の回(晴)
16:20受付、16:46開場。
L字の客席、少し高さがある舞台、羊羹型の椅子がハの字にふたつ。上部に貼り出した柱に布がかかっていて、電球が2つ。上手のもっと右奥(客席横)は役者用の椅子。
16:55前説、17:02開演~18:16終演、PPT18:18~18:41。
ここ(青少年センター:1962年開館)での公演は2回目、「男子校にはいじめが少ない?(2014/11)」。もっとも小学生の頃に来たことがあり、今でいう国立科学博物館/未来科学館のようなものでした。
「高校生」の演劇は、神奈川総合高校現役生(今年、大学進学)、岩井さんの「人間嫌い」での3作が始まりでしたが、これは個人で主宰、脚演出、外部客演までするケース。
もうひとつは、Q体を観に「第64回埼玉県高等学校演劇中央発表会(2015/11@さいたま芸」へ行ったこと。3作品しか観ることができませんでしたが、どれもよいものでした。その流れで、開演前、並んで開場を待っているときにいただいた小さなチラシ...筑波大学附属坂戸高校演劇部の学内公演「クリスマス公演(2015/12)」。
これらに通じるものがあるような気がするのですが、それは何なのか。記憶にすら残っていないかつての自分の(それは想像上の)肌感なのかもしれません。
表と裏、凹と凸、表層と深層、劇と劇中劇が自然に自分たちの(等身大の)言葉らしく伝わってきました。とてもよい公演でした。
終演後、やはり普通の高校生たちはめいっぱい輝いていました。