夢の劇 -ドリーム・プレイ- 公演情報 KAAT神奈川芸術劇場「夢の劇 -ドリーム・プレイ-」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    視覚と思考の舞台
    ステージを三方から囲み、その正面?から観劇。
    ステージ中央に直立の階段、奥には楽器演奏、頭上から吊り下げられたロープに踊るダンサー、一風変わった人々が現れては様々に移り変わり、どですかでんの六ちゃんではないが、神の娘が地上で体感する世界はまるでオルゴール仕掛けのような美しくも儚げで、人の醜さ、清濁さなども見えたりする、そんな生き様を経験する、見ているこちらは考えるな感じろ、な舞台だった。
    頭の中で見ている夢のイメージを覗いてみたら、娘の深層心理が見えてきた感じだが、あの赤ん坊はどうなるんだろう?あ、夢の話だからいいのかなw。

    最後の娘の姿は神々しかったが、いろいろ経験を踏んだ割に冒頭と同じ演技に見え、成長の変化を感じなかったのは残念。公演終盤に見たらもっと違って見えたかも。
    原作は未読だが、長塚さんの脚本にしてはわかりやすかった。
    約2時間。

    ネタバレBOX

    当日、客席にはお隣で「海〜」の公演中のまつもと芸術劇場監督も観劇していらしたが、そーいえばあの空中サーカスみたいな演出、ずーと前に串田さん演出の「空想万年サーカス団」だったか、演舞場で見たようなことを思い出したが、そういえば串田さんと白井さんの手法ってどこか似てるとこあるよな、なんてことをぼんやり思ったりして。

    0

    2016/04/18 16:16

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大