満足度★★★
ある意味、不親切劇
まるでネットの噂話の「きさ×ぎ駅」の話題から乗り合わせて連れてこられたような、乱れたダイヤの先で起こた不思議な一夜の話。現実感があるようでない倒れかかった木造の電信柱、なのに小物はスマホが出てきたり。屋台を中心に主に3人+1人のセリフ劇。
時間が経つにつれ、自分たちはどうなっていくのか予想がつかないもどかしさ、悲嘆したほうが楽だと思うが、深刻にならずくだらなく演じていく、緩いながら全体引っ張る勝村氏、萩原氏等男優陣◎。
劇中ある歌謡曲が使われるが、原曲は知らないが飲み屋で流れたら聞きいって口ずさみそうなメロディ。
性別など演者変えても成り立ちそうなお話だったが、カテコの長さだけは初舞台を踏んだ彼女の為に用意されたような感じだった。
なんだろーなー、劇場で見た、というより映像の劇場中継を見ていたような感じだった。約100分。