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TEAM 6g「
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ハンダラ(10492)
満足度
★★★★★
緻密なシナリオ 丁寧なつくり
冤罪。日本に限らずこの問題はあるだろう。
ネタバレBOX
然し、日本でこの問題がキチンと取り上げられなければならない必然性は、この「国」が、アメリカの実質的植民地であることにある。最近の政治問題に関していえば、小沢 一郎の、東京地検特捜部による陸山会問題がある。結果的に無罪となったものの彼の政治生命は大きく後退したことは否めない。因みに東京地検特捜部は、アメリカが日本を占領した際、GHQが創設させた。アメリカの手先となって検閲を実行しアメリカに都合の悪い政治家を葬ってきた組織である。最高裁での田中耕太郎らの振る舞いと合わせて考えなければならない。(疑念を持つ人は実質的統治行為論について調べてみよ、アメリカの意向に従って伊達判決をひっくり返した経緯をキチンと当たれば、見えてくるものがあるハズである)現在でも司法関係でまともな判断を下すのは、地裁、高裁迄であることは誰の目にも明らかだ。それが分かっていないのは、目が開いていて何一つ見えていない愚か者である。検察も然り、アメリカの犬として機能している東京地検特捜部のような組織が存在しているのだ。警察にしても、交番のおまわりさんは、庶民に親しまれることが多いものの、上に上がるほど腐ってくる。北海道道警の裏金事件についても、上層部は、当初蜥蜴の尻尾切りとマヤカシで誤魔化そうとしていた。それを突っ込んだ北海道新聞の特捜部報道が庶民からの批判を招き、抑えきれなくなった道警は謝罪に追い込まれたのである。ただ、これには後日譚がある。当時特捜部のトップを務めていた方は、その後道警からの圧力で飛ばされた。
日本という「国」は、こういうバカなことばかりやっている。下水の中で大手を振るドブネズミのような下司が、アメリカの言いなりになって上級奴隷として庶民を搾り取り、誤魔化しているのである。
その故にこそ、庶民の命は紙屑同然なのであり、冤罪で死のうが家族・親族が世間からつまはじきにされて苦労しようが意に介さないのである。第二次大戦中「兵などいくらでも集まる。一銭五厘だ!」(因みに一銭五厘とは召集令状の切手代である)と抜かしていたのが、当時の為政者である。庶民の命など歯牙にも掛けない。これがこの下司「国家」日本の実態の上部構造であり、下部構造は、この下司共に従わない者は排除し抹殺するという論理の貫徹である。自分を守る為なら他人はどうなっても構わない。人間という生き物に基本的価値を認めない発想・論理がある。どこまで馬鹿なのだろうか? その点で、西欧やイスラムの人という生き物が普遍的価値を持つという論理・倫理に比較して、根底レベルで大衆的倫理敷衍の根拠が欠けている。
このような前提があった上で、この作品は構成されていると考える。或る地方都市の僅か10Kmの範囲内で5件の幼女殺害事件が起こっていた。どの事件にも共通点が多い為、客観的に見て同一犯の犯行によると考えられた。然し、川を堺に警察の管轄が異なっていることによって、互いの情報共有ができないばかりではなく、メンツ問題が持ち上がって客観的な捜査を妨げる結果となっていた。而も、誤差の多い初期段階のDNA鑑定で、容疑者として逮捕された男は、缶詰にされた上朝から晩まで続く取り調べの間、殴られたり蹴られたり髪の毛を掴んで机に叩きつけられたりするうち、やっても居ない事件を「告白」してしまった。而も、大衆のイメージではDNA鑑定で黒となれば絶対とのイメージもあり、警察は杜撰極まる捜査で、この容疑者を犯人として逮捕してしまった。だが、彼が収監された後にも、同種の事件がこの10Km圏内で起きたのだ。これを不自然として地元新聞社の特捜部が独自に捜査を開始。綿密な取材と、報道に対する真摯な姿勢、被害者家族への思いやりと同時に、心に負った傷の為に、後ろ向きになりがちな被害者家族達へ、再出発の手助け等を通してDNA再鑑定を含む再審裁判を起こす所迄フォロー。冤罪で収監されていた「犯人」には異例の判断でDNA鑑定が最新の技術を用いて行われ、結果は白と出て直ぐに保釈された。然し、彼の父も母も幼女連続殺人犯の父母として社会から排除された上、既に亡くなっていた。また、警察・検察のメンツは、この鑑定結果によっても簡単には覆らない現実が大きく目前に立ちはだかっている。
物語は、にも関わらず記者たちが大きな壁に挑んでゆこうと更なるチャレンジを示唆して終わる。
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2016/03/27 11:16
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