満足度★★★★★
プロの舞台 お見事!
小屋に入って驚いたのは、舞台美術の凄さである。素晴らしさという形容ではない。凄さそのものだ! 22日が初日で楽が27日、壊すのが本当に勿体ない。そう思わせるだけの舞台美術なのである。自分は、開演5分程前に到着したのだが、板上では寸劇が演じられていて、若い女性陣の演技は本番と遜色のないもので、観客の中には、開演前のハズなのにもう本番が始まってしまったのではないか? との自問をしている人も見受けられた。自分自身もフライヤーの開園時刻を確認したほどである。
言うまでもあるまいが、シナリオ、演出、演技、照明、選曲や歌の素晴らしさ、効果音の用い方、どれをとってもこれだけの舞台美術に負けていない。表現のプロには是非とも観ておいて貰いたい舞台である。