満足度★★★★★
意外にコミカルな仕立て 意外にコミカルな仕立て。一葉の作家悩を感じさせる妄想の演出が漫画的で馴染む。さすがに作家が書く作家の話なので、作家の業と本質を思わせるセリフにハッとするものが多く、また評論家との対峙も興味深い。あの結末なのに、ちっとも悲しそうに見えないところも独特。 黒木華さんの演技がまた多彩で、一葉の多面的な人格描写にリアリティを持たせている。セリフの無い部分の演技や仕草が絶妙で、近視の表情や執筆中の仕草・妄想なんか、すごく魅力的に人間味を際立たせているな、と・・・。割と近くの席で観れて良かったわ、ホント。
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2016/02/07 22:42
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